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お風呂場でシロアリを見つけたら、誰でも驚いてしまうものです。
実は、浴室はシロアリが最も発生しやすい場所のひとつで、特に古いタイル張りのお風呂では被害が起きやすい傾向があります。
「うちは大丈夫?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、風呂場にシロアリが発生する原因から、自分でできる予防策、業者への依頼方法や費用、リフォーム時の注意点まで、まとめてわかりやすく解説します。
風呂場にシロアリが発生する原因
風呂場は住宅の中でも特に湿気が多く、シロアリが好む環境が整いやすい場所です。
シロアリは湿気を好む害虫で、水分を含んだ木材を好んで食べる性質があります。
風呂場の構造によって被害の起きやすさが大きく異なるため、まず種類を把握しておくことが大切です。
在来工法の浴室が特に狙われる理由
在来工法(ざいらいこうほう)とは、床や壁の全面にタイルを張って仕上げる昔ながらの工法のことです。
築年数が経過するにつれてタイルの目地やコーキングが劣化し、そこから水が浸透して内側の木材が湿った状態になります。
コーキングとは、タイルの継ぎ目や隙間を埋めるために使われる防水素材のことです。
シロアリは湿気を含んだ木材を好む性質があるため、こうした環境ができると風呂場の床下や壁の内側に侵入してきます。
タイルの内側に木材が使われているため、外からは被害がわかりにくく、気づいたときには大きなダメージを受けているケースも少なくありません。
タイルのひび割れや目地の劣化を放置すると、じわじわと水が木材に浸透し、シロアリにとって格好のすみかが作られてしまいます。
ユニットバスでも油断できない
ユニットバスはパネル構造で水漏れしにくく、シロアリ被害に遭うことは在来工法と比べてはるかに少ないです。
しかし、給排水管の接続不良などで床下に水漏れが発生した場合、土台の木材にシロアリ被害が及ぶことがあります。
ユニットバスだからと安心せず、定期的な床下点検を行うことをおすすめします。
また、風呂場そのものに問題がなくても、隣接する洗面所や脱衣所の床下が湿気を帯びることで、そこからシロアリが侵入するケースもあります。
新しい住宅でも水回り全体の定期点検を怠らないようにしましょう。
風呂場で発生するシロアリ被害のサイン

風呂場でシロアリ被害が発生すると、いくつかのサインが現れることがあります。
早めに気づいて対処することで、被害の拡大を防ぐことができます。
見逃しやすいサインも多いため、日頃から意識して確認しておくことが大切です。
羽アリが突然発生する
毎年4月下旬から7月頃にかけて、シロアリは羽アリとなって飛び立つ習性があります。
風呂場に大量の羽アリが突然現れた場合、すでにシロアリが風呂場の木材に巣を作っているサインと考えられます。
羽アリ自体はすぐにいなくなりますが、巣に残ったシロアリは引き続き木材を食べ続けるため、発見したら速やかに専門業者に調査を依頼しましょう。
タイルの剥がれや床のふかふか感
床や壁のタイルが剥がれたり、踏んだときにふかふかと沈む感触がある場合は、内側の木材がシロアリに食べられているサインかもしれません。
経年劣化でも同様の症状が出ることがありますが、不安な場合は床下点検を行うことをおすすめします。
特に風呂場の入口付近は水に濡れやすく、シロアリが好む環境になりやすいため注意が必要です。
ドア枠や洗面所にも被害が広がる
在来工法の風呂場では、入口のドア枠が木製のことが多く、日常的に水分を含みやすいためシロアリの被害を受けやすい部分です。
一見すると問題なく見えても、強く押すと内部がボロボロになっているケースがあります。
また、風呂場でシロアリ被害が発生すると、隣接する洗面所の床まで被害が広がることもあります。
洗面所の床がふかふかする、あるいは羽アリが見られるようになった場合も、風呂場のシロアリ被害を疑うサインのひとつです。
自分でできる風呂場のシロアリ対策

シロアリ被害を防ぐために、日常的にできる対策がいくつかあります。
特に在来工法の風呂場をお使いの方は、定期的なチェックと早めのメンテナンスが重要です。
ここでは、自分でできる風呂場のシロアリ対策を3つご紹介します。
湿気をためない日常ケア
シロアリは湿気を好むため、風呂場に湿気をためないことが最も基本的な対策です。
入浴後は換気扇を回すか窓を開けて換気し、壁や床の水気をふき取る習慣をつけましょう。
残り湯をそのままにする場合は、浴槽にふたをして湿気が広がらないようにすることも効果的です。
こうした日常的なケアを続けることで、シロアリが好む環境を作りにくくすることができます。
タイルのひび割れとコーキング補修
タイルのひび割れやコーキングの劣化は、水漏れを引き起こしシロアリを呼び込む原因になります。
ひび割れを発見したら、市販のコーキング剤を使ってすぐに補修しましょう。

コーキング剤の耐用年数は一般的に10年前後とされているため、定期的に状態を確認して打ち直すことをおすすめします。
補修作業は風呂場がしっかり乾いた状態で行うことがポイントです。
定期的なシロアリ駆除の実施
自分でできる対策には限界があるため、定期的に専門業者によるシロアリ駆除を行うことが最も確実な予防策です。
シロアリ駆除に使用される薬剤の効果は約5年間持続するため、5年に1度の施工が目安とされています。
特に築年数が経過した在来工法の風呂場は被害リスクが高まるため、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
シロアリ駆除を業者に依頼する場合
風呂場のシロアリ被害が確認された場合や、自分での対策に不安がある場合は、専門業者への依頼が確実です。
ここでは、業者が行う駆除の手順と費用の目安について説明します。
プロが行う駆除の手順
在来工法の風呂場では、床下から薬剤を散布できない構造のため、室内側から小さな穴を開けて薬剤を注入する方法が取られます。
床面だけでなく、壁面や入口のドア枠にも同様の処置を行うことで、内部に潜むシロアリを徹底的に駆除します。
穴はしっかりと塞がれるため、当日中に入浴できる状態に戻ります。
なお、風呂場のシロアリ被害は風呂場だけにとどまらないケースが多く、住宅全体の消毒が必要になることがほとんどです。
駆除費用の相場と注意点
シロアリ駆除の費用は、住宅の広さや被害の範囲によって異なります。
一般的な目安として、1平方メートルあたり1,000円〜3,000円程度が相場です。
前述の壁や床に穴を開けて薬剤を注入する作業は、穿孔処理(せんこうしょり)と呼ばれますが、この処理が基本料金に含まれているかどうかを見積もり時に必ず確認しておきましょう。
また、表示価格が極端に安い業者には注意が必要です。
最終的な費用が高額になるケースもあるため、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。
リフォームでシロアリを発見したら
風呂場のシロアリ被害が発覚するタイミングとして最も多いのが、リフォーム時です。
特に在来工法の風呂場を解体した際に、床下や土台の木材が広範囲にわたってシロアリに食べられているケースが少なくありません。
リフォームを検討している方は、事前にシロアリ被害の可能性を念頭に置いておくことが大切です。
解体時に被害が発覚するケース
在来工法の風呂場を解体すると、タイルの内側に隠れていたシロアリ被害が一気に表面化することがあります。
外見上は問題がなく見えても、内部の木材が広範囲にわたって食べられているケースがあります。
このような場合は、リフォーム工事を一時中断してでも、先にシロアリ駆除を行うことをおすすめします。
そのままユニットバスを組み立ててしまうと、後から十分な駆除作業ができなくなる可能性があるためです。
リフォームとシロアリ駆除の進め方
風呂場のリフォームを計画する際は、解体翌日を予備日として確保しておくと安心です。
万が一シロアリ被害が見つかった場合でも、すぐに駆除を実施できるためです。
また、リフォームの目安は一般的に20年前後とされています。
築20年以上の在来工法の風呂場をお使いの方は、ユニットバスへのリフォームとあわせてシロアリ対策を検討するとよいでしょう。
リフォーム費用の目安は90万円〜150万円程度で、工期は5日前後が一般的です。
ただし、シロアリ被害の状況によっては工期が延びることもあります。
シロアリ駆除業者『駆除ザウルス』について
シロアリ駆除を業者に依頼するなら、完全自社施工で仲介手数料がかからない駆除ザウルスがおすすめです。
見積もり・現地調査は無料で、国家資格含む有資格者が最短即日でお伺いするため、被害が深刻な場合でも素早く対処してもらえます。
テレビ・メディア出演多数の実績を持ち、万が一再発した場合も最長10年間(施工内容により異なる)無償対応してもらえます。
まとめ
風呂場は住宅の中でもシロアリ被害が特に起きやすい場所です。
特に在来工法の風呂場をお使いの方は、タイルのひび割れやコーキング(タイルの継ぎ目を埋める防水素材)の劣化を放置せず、早めのメンテナンスを心がけましょう。
羽アリの発生や床のふかふか感など、シロアリ被害のサインに気づいたら、速やかに専門業者へ相談することをおすすめします。
自分でできる湿気対策や補修を日頃から続けながら、5年に1度の定期的なシロアリ駆除も取り入れることで、大切な住まいをシロアリから守ることができます。