庭にシロアリ?正しい見分け方と発生原因・駆除・予防法

木製フェンス沿いの庭に切り株と古い枕木が置かれた花壇の様子 シロアリ駆除

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庭の手入れをしていて、土の中や切り株の下に白くて小さな虫がうごめいているのを見つけて驚いた経験はありませんか。

その虫が本当にシロアリなのか、放っておくと家にまで被害が及んでしまわないか、不安に感じる方も多いはずです。

この記事では、庭にシロアリがいた場合の見分け方や考えられるリスク、発見場所別のチェックポイント、今日からできる対処法や予防法についてわかりやすく解説します。

大切な住まいを守るためにも、庭で見かけたシロアリを「ただの虫」として見過ごさないようにしましょう。

庭でシロアリを見つけたら

庭で見つけた白っぽい虫が、本当にシロアリなのかどうか気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、シロアリとアリの見分け方や庭でよくある発見場所について解説します。

シロアリとアリの見分け方

シロアリと普通のアリは見た目がよく似ていますが、いくつかの点で見分けることができます。

シロアリは胴体にくびれがなく寸胴な体型をしているのに対し、アリは頭部・胸部・腹部がはっきりと分かれてくびれています。

体の色もシロアリは乳白色をしていることが多く、黒や褐色をしているアリとは印象が異なります。

触角の形にも違いがあり、シロアリはまっすぐな数珠状であるのに対し、アリはくの字に折れ曲がっています。

大きさで比べると、シロアリは体長5ミリメートルほどのものが多く、種類によって大きさの幅があるアリ(1〜15ミリメートル程度)とは異なります。

また、シロアリは日光や乾燥に非常に弱いため、地表を歩き回ることはほとんどありません。

土の中や木材の内部など、暗く湿った場所だけで活動するのがシロアリの大きな特徴です。

一方でアリは地上を単独で歩き回る姿がよく見られるため、この行動の違いも見分けるポイントになります。

ただし4月から5月にかけては、巣別れのために黒い羽アリ(はねあり:巣別れのために飛び立つ繁殖期のシロアリ)が地表に姿を現すことがあります。

この時期に庭で羽アリの群れを見かけた場合も、シロアリを疑うサインのひとつといえるでしょう。

庭でよくある発見場所

シロアリは湿った木材や日陰になりやすい場所を好むため、庭の中でも見つかりやすい場所がある程度決まっています。

代表的なのが、土の中や花壇の周辺、庭木や切り株の根元、枕木やウッドデッキの下などです。

プランターや物置の下など、日当たりが悪く湿気がこもりやすい場所にも巣を作ることがあります。

これらの場所に共通しているのは、水はけが悪く湿気がこもりやすいという点です。

庭にシロアリが定着しやすい環境がそろっていると、日常生活の中で姿を見かける機会も増えてしまいます。

なお、庭に木材を置いていたことが原因で新たにシロアリが発生したわけではない点にも注意が必要です。

シロアリはもともと身近な土の中に生息しており、庭の環境によって私たちの目に触れやすくなっているだけだと考えられています。

庭のシロアリが招く危険

庭の片隅で数匹見かけただけなら、まだ大丈夫だろうと考えてしまう方も多いのではないでしょうか。

ここでは、シロアリが庭から住宅へ侵入する仕組みと、住宅からの距離による危険度について解説します。

住宅への侵入経路になる

シロアリは土の中に蟻道(ぎどう)と呼ばれるトンネルを掘って移動し、湿った木材にたどり着く性質を持っています。

庭先で見つかったシロアリが、すでに床下や基礎の部分にまで侵入しているケースも珍しくありません。

特に、基礎に接した場所に木材を置いている場合や、ウッドデッキが建物に密着している場合は注意が必要です。

庭の水はけが悪く湿気がたまりやすい住宅も、シロアリにとって侵入しやすい条件がそろっていると言えます。

床下の点検を長期間行っていない住宅では、気づかないうちに構造材まで被害が進んでいることもあります。

新築から5年から10年程度は防除の保証が付いていることが多いものの、その期間を過ぎると無防備な状態になりやすい点も覚えておきましょう。

庭からの侵入が土台や柱、壁の内側にまで及ぶと、目に見えない場所で被害がじわじわと進行してしまうおそれがあります。

住宅からの距離と危険度

庭で見つけたシロアリがそのまま住宅に向かってくる可能性は、実はそれほど高くないともいわれています。

一つの目安として、住宅の基礎から3メートル以上離れた場所であれば、過度に神経質になる必要はないという考え方もあります。

一方で、基礎のすぐそばに古い切り株や木材があるなど、住宅との距離が近い場合はリスクが高まります。

庭木の根が床下にまで伸びていた例や、竹の根が床下付近まで広がっていた例も報告されています。

発見場所が建物に近いほど注意が必要になるため、まずは自宅の基礎からの距離を確認してみましょう。

距離が近い場合は、目視だけで安心せず、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

シロアリの発見場所別チェック方法

切り株の根元をドライバーで点検している様子

庭のどこにシロアリが潜んでいるかが分かれば、より的確に状況を確認できます。

ここでは、庭で特にシロアリが見つかりやすい場所を3つに分けて解説します。

土の中や花壇まわり

シロアリは土の中にもトンネルを掘って生活しており、湿った土壌は活動の拠点になりやすい場所です。

花壇の中やプランターの下、物置の下などを掘り返すと、シロアリが見つかることがあります。

特に日当たりが悪く、常に土がジメジメしている場所は、スコップなどで土を軽く掘り返し、白い虫がいないか確認しましょう。

土の塊のような硬い構造物が付着している場合、それはシロアリが運んだ蟻土(ぎど)と呼ばれる砂の塊である可能性があります。

庭に置きっぱなしのダンボールや古新聞がある場合は、持ち上げて裏側や設置面に白い虫や砂状の汚れがないか確認しましょう。

庭木や切り株の周辺

伐採した後の切り株や、成長が弱ってきた庭木の根元も、シロアリが侵入しやすい場所のひとつです。

切り株の断面や根元付近をドライバーなどで軽く突いてみて、抵抗なく刺さる場合は内部がスカスカになっている可能性があります。

枯れた庭木をそのまま放置していると、シロアリのエサ場になりやすいため、早めの伐採や処分を検討しましょう。

スギやマツなど比較的柔らかい木材は、特にシロアリに好まれやすい傾向があります。

建物に近い位置に植えられた木がある場合は、根元付近の土を少し掘り、床下の方向に向かって蟻道が伸びていないか確認しましょう。

枕木・ウッドデッキの下

おしゃれな庭づくりに使われる枕木やウッドデッキも、シロアリにとって格好のすみかになりやすい場所です。

これらの下は雨に濡れても乾きにくく、湿気がこもりやすいという特徴があります。

表面の塗装や防腐処理が劣化していると、内部にまでシロアリが入り込んでしまうこともあります。

特にウッドデッキが建物の基礎に密着している場合は、デッキと基礎のすき間から床下をのぞき、蟻道がないか優先的に確認しましょう。

木製の杭やフェンスについても、表面を指で押してへこむ場合や、叩いて空洞のような軽い音がする場合は内部の被害を疑いましょう。

点検の際は、木材を軽くたたいたり押したりして、内部がスカスカになっていないかを確認するとよいでしょう。

庭にシロアリがいた場合の対処法

庭でシロアリを見つけたとき、どこまで自分で対応してよいのか迷う方も多いはずです。

ここでは、自分で駆除する際の注意点と、業者へ相談すべき場合について解説します。

自分で駆除する際の注意点

まず、見つけた虫が本当にシロアリかどうかを確認したうえで対応することが大切です。

市販のスプレータイプの殺虫剤は、その場にいるシロアリには一時的な効果がありますが、土の中の巣そのものには届きません。

むやみに撒き散らすと、シロアリが警戒して別の場所へ分散してしまい、かえって被害を広げてしまう恐れがあります。

使用する場合は、目の前で見つけたシロアリだけを駆除する応急処置として、範囲を絞って使うようにしましょう。

台所用の食器用洗剤など、界面活性剤を含むものを薄めてかける方法でも、表面のシロアリを駆除することができます。

ただし、これも巣の奥深くまで駆除できるわけではないため、根本的な解決にはならない点を理解しておく必要があります。

シロアリの発生源になっていた古い木材や切り株は、処分できる状態であれば早めに片づけておくと安心です。

ただし、安易に動かすとシロアリが周囲に散らばるおそれもあるため、扱いには注意しましょう。

業者へ相談すべき場合

庭での発見場所が住宅の基礎に近い場合や、防除の対策を5年以上行っていない場合は、専門業者への相談を検討しましょう。

自分で駆除しきれないほど大量に発生している場合も、業者による調査が必要なサインのひとつです。

業者に依頼すれば、庭だけでなく床下まで含めて被害の有無を点検してもらえるため、家全体の安心につながります。

ベイト工法と呼ばれる、毒エサを使って巣ごと駆除する方法を提案してもらえることもあります。

ベイト工法とは、毒エサを土の中に埋め、シロアリに巣まで持ち帰らせて駆除する方法のことです。

「とりあえず様子を見よう」と先延ばしにせず、気になる時点で相談しておくことが被害の拡大を防ぐ近道です。

庭でのシロアリ予防対策

住宅の基礎近くで木材をブロックに乗せて浮かせた様子

庭にシロアリを寄せつけないためには、日頃からの環境づくりが重要です。

ここでは、木材の管理方法、水はけの良い庭づくり、定期的な点検のポイントについて解説します。

木材・木製品の管理方法

建物の基礎付近には、シロアリのエサとなる木材をできるだけ置かないようにしましょう。

シロアリは土の中を通って床下へ移動するため、基礎近くの木材が侵入の足がかりになってしまいます。

木材を地面に直接置くと湿気を吸いやすくなるため、ブロックや石をかませて浮かせるのがおすすめです。

ウッドチップは見た目がよく雑草対策にも使えますが、防腐・防蟻処理がされていないものはシロアリのエサになりやすい点に注意しましょう。

ウッドデッキは表面の塗装や防腐処理が劣化しやすいため、定期的な点検と再塗装でメンテナンスを行いましょう。

木杭や木製フェンスなど常に屋外にあるものは、構造的にシロアリの被害を受けやすい前提で、劣化が見られたら早めに交換することが大切です。

木製エクステリアを新しく設置する場合は、あらかじめ防腐・防蟻処理が施された製品を選ぶと長期的な予防につながります。

庭に古い木材や廃材を放置している場合は、シロアリのエサとなる前に早めに処分しておきましょう。

水はけの良い庭づくり

シロアリは湿った環境を好み、乾燥には弱い性質を持っています。

花壇や植栽(しょくさい:樹木や草花を植えること)スペースがある場合は、排水がうまくいっているか確認しましょう。

雨樋からの排水が周囲に溜まっていないかも、あわせてチェックしておくと安心です。

基礎を植栽や物置などで覆ってしまうと風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなるため注意しましょう。

庭全体の水はけを改善することは、シロアリにとって住みにくい環境をつくることにつながります。

定期的な点検のポイント

建物周辺に木材を置いている場合は、表面に穴や空洞がないか、軽くたたいて確認しましょう。

4月から5月にかけて羽アリが発生していないかも、あわせてチェックしておきたいポイントです。

土の塊のような硬い構造物が木材や基礎に付着していないかも確認しましょう。

ただし、シロアリは見えない場所に潜んでいることも多く、目視だけでは限界があります。

気になる点があれば、無理をせず専門業者に一度チェックしてもらうと安心です。

専門業者に定期的な点検を依頼しておけば、庭だけでなく家の状況に合った予防対策も教えてもらえます。

シロアリ駆除を専門とする『駆除ザウルス』は、累計40,000件以上の相談実績があり、駆除後も最長10年の再発保証が付いているため、初めて依頼する方でも安心して任せやすい業者の一つです。

見積もり・現地調査は無料で、電話だけでなくメールでの相談も受け付けていますので、一度相談だけでもしてみることをお勧めします。

なお、対応エリアは北海道・沖縄県・一部地域を除く全国となっていますので、お住まいの地域が対象かどうか事前にご確認ください。

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まとめ

庭で白い虫を見つけたときは、まずシロアリかどうかを見分けたうえで、発見場所ごとに状況を確認することが大切です。

住宅の基礎から近い場所での発見や、大量発生している場合は、自分だけで対応せず専門業者への相談を検討しましょう。

日頃から木材の管理や庭の水はけに気を配ることで、庭にシロアリを寄せつけにくい環境をつくることができます。

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